社会に出ても大丈夫?

電話対応に自信はありますか?

携帯電話の普及が困った結果に

携帯電話が普及してから、電話対応が上手くできない若者が増えたように思います。
家の固定電話しか連絡方法がなかった頃は、家人の誰あての電話か分からない電話の対応をしなくてはいけませんでした。
そのため、自然と電話対応を身につけていたのですが、携帯電話は着信時に相手が通知されるため、誰からの電話か分からないということがありません。
自分の携帯電話であれば、自分あての電話であり、また電話帳登録がされていれば誰からの電話かも出る前に知ることができます。
この安心さはとても心地の良いものですが、働くようになるとこの心地よさが心地悪さを連れてくることになります。
勤務先にかかってくる電話は、誰からの電話なのか、誰あての電話なのか分かりません。実際に電話に出て初めて分かるのです。
そのため、携帯電話やスマートフォンの電話に慣れてしまい、家の固定電話の取次ぎをしなくなった世代には、オペレーターの仕事はハードルの高い仕事になっています。しかし、時給が高いことから携帯世代からの応募は後を絶ちません。こういった場合は、しっかりとした研修を行うことで改善されると言われています。
また、新社会人として働く時に、職場での電話対応は新人の最初の仕事と考えられています。しかし現代では電話の取次ぎができないことの方が普通になっているようです。
もし、電話応対が不安なら、就職する前に、オペレーターのアルバイトを経験してみると良いでしょう。オペレーターは最初にしっかりと研修を行うため、電話スキルが格段にアップします。人によっては、声まで変わるほどです。社会人になる前に、ぜひとも経験しておきたいアルバイトですね。